これは、人口減少・産業縮小の進む地域において、「 自動車ディーラーが新たなモビリティビジネスを通じて地域の産業構造変革に取り組む端緒となる、全国に先駆けた取り組み 」です。
秋田県におけるSHOP STOP地方創生モデルについて
■背景
人口減少、若者の流出による地域産業の衰退が全国的に加速しています。これは、47都道府県の中で人口減少率1位(※1)という秋田県においても深刻で、自動車ディーラーにとってもその影響による自動車販売減少等への打開策は急務の課題です。本取り組みは、新たなビジネスモデルの構築を目指し、半世紀以上地域のモビリティ経済を支えてきたTSAグループが主体となって店舗型モビリティの活躍の場を広げていきます。そして地域を巻き込む持続的なビジネスモデルを構築しながら、魅力的なコンテンツの創出、街おこしへとつなげる狙いです。※1:総務省統計局 「日本の統計2021」都道府県別人口と人口増減率(令和元年人口増減率 対前年)https://www.stat.go.jp/data/nihon/02.html
取り組みで提供したい価値
■地域全体でコンテンツ創出に寄与する仕組み
~ コロナ禍で奪われたイベント出店に代わる、新たなサービス提供の場を開発 ~
これまで、地域のキッチンカーにとって主たる活躍の場はイベント出店でした。しかしコロナ禍以降イベント開催が激減し、苦境に立たされています。そこで、イベント以外にも日常的に出店できるスペースをTSAグループが開発します。人口減少が進む地域では、コンテンツも減少しているため、一定数の人が集まり、固まった需要があってもニーズを満たせないスポットが点在しています。安定した出店場所が増えることで、顧客を待つ固定店舗ビジネスを展開していた地域の事業者も、ニーズのある場所へ攻めに行く店舗型モビリティビジネスへの挑戦がしやすくなります。
■飽きない配車の仕組みを実現
~ モビリティ事業者の新たなコンテンツ提供の形の実現 ~
キッチンカー事業者は、イベント以外の定常的な出店場所を確保できても、商材とニーズが合わず同じ場所に出ていると飽きられてしまう、そもそも自身で定常的な出店場所を確保することが難しいなど、個店単位の活動では出店形態が安定しないという課題を抱えています。そこで、SHOP STOPが持つランチ出店の運営ノウハウの提供や、独自のITシステムを活用し、需要のあるスペースを巡るように配車をマネジメントすることで、顧客にとって飽きのこないサービス提供が可能となり、モビリティ事業者の安定した収益確保へとつなげます。
■地域の人々の暮らしに変化をもたらす
~ 生活を彩る豊かな選択肢を提供 ~
地域を巻き込んで店舗型モビリティ活躍の土壌を広げることで、新規事業者の参入、地元起業家の輩出や、新たな仕事の創出につながり、様々なコンテンツを地域の人々に届けられるようになります。店舗型モビリティを活用することで、人々に選択肢を提供することが可能となり、日常を豊かに彩り、にぎわい創出や街おこしにつなげます。
取り組みにかける思い
■メロウ
メロウは首都圏、関西、九州地方で店舗型モビリティの停留所「SHOP STOP」を500ヶ所運営してまいりました。そのノウハウと、TSAグループが地域発展に貢献しながら育んできた地場のネットワークを掛け合わせ、「お店がやってくる」ビジネスモデルをローカルに根付く形で育み、地域社会の持続的発展に寄与してまいります。
■トヨタカローラ秋田・秋田トヨペット(TSAグループ)
当グループは、自動車の販売と整備を通じ「安心と安全」を提供し、それに加えてお客様に「お得で、より楽しく便利なサービス」の提供を目指しております。そして今回、地域の皆様に豊富な食事の選択肢と、地域の事業者の皆様に新しい価値提供ができる非常に良い提案になると確信しております。TSAグループは、お客様の笑顔のために、これからもモビリティでワクワクする施策を展開してまいります。
SHOP STOP秋田市(損保ジャパンCRファクトリー)について
秋田キッチンカー協会など、秋田で活動しているキッチンカーが、新屋鳥木町の西部工業団地にある損保ジャパンCRファクトリーのランチタイムに訪れ、食の選択肢を提供します。この施設には約380人が勤務しており、持参のお弁当や軽食でランチを済ませる方も多く、キッチンカーが定常的に出店することで、普段の昼食の選択肢に彩りを添えます。
■実施概要
営業日:10月26(火)より火曜日・金曜日 不定期出店
営業時間:11時30分〜14時
場所:損保ジャパンCRファクトリー
この出店を皮切りに、秋田市内を中心にTSAグループ主導による定常的な出店スペースの運営を開始していく予定です。
オープン日10月26日(火)ご取材可能です。お気軽にお問い合わせください。
株式会社Mellow 広報 pr@mellow.jp
※出店スケジュールやメニューは、SHOP STOPアプリ「SHOP STOP秋田市(損保ジャパンCRファクトリー)」画面からご確認いただけます。
【ios】https://apps.apple.com/jp/app/shop-stop/id1198454992
【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mellow.schedule&hl=ja
出店する地元のモビリティ(キッチンカー)事業者の声
■髙梨商店
~ こだわりのローストチキンをはじめとする地場野菜を使った身体が喜ぶ手づくり料理 ~
メニュー:ローストチキン屋のオーバーライスコメント:「私たちのコンセプトは、地域活性や移住者促進に繋がるようなお店を創り、故郷に恩返しするというものです。移動販売の活躍の場が増えて地域が盛り上がる良い取り組みだと感じているので、秋田を一緒に盛り上げていきたいです」
■UNITED KEBAB
~ 一回食べてもらったら、また食べたくなるケバブ専門店 ~
メニュー:ケバブラップ、ケバブライス、ケバブサンドコメント:「これまでもたくさんのお客様に召し上がっていただいてきましたが、個人で出店場所確保の交渉をするには限界もあるので、これまで難しかった場所にも出店できるようになるのはとてもありがたいと思います。これを機に美味しいキッチンカーが増えて、秋田のキッチンカーを盛り上げられるよう期待しています」
Mellowについて
オフィス街、住宅街、病院といった多様なロケーションを停留所として、個性豊かな移動型店舗「ショップ・モビリティ」を配車するプラットフォームサービス「SHOP STOP」を運営しています。キッチンカーを中心とした1,300店と提携し、首都圏・関西・九州エリアで展開中です。フード以外には、「豊洲市場仲卸による鮮魚販売モビリティ」「保険の相談モビリティ」などのショップ・モビリティ運営ノウハウも有し、さまざまな業態のモビリティ化を促進しています。また、キッチンカーの開業、経営に関する無料相談や、キッチンカー参入の障壁となる初期費用、営業場所の確保、保険などのリスクへの備え、営業ノウハウなどあらゆるサービスをワンパッケージにした日本初の飲食事業者向けMaaSサブスプリクション「フードトラックONE」を展開するなど、モビリティビジネスへ参入する事業者のサポートを行なっています。メロウはモビリティビジネスのプラットフォーマーとして、モビリティ起点でアップデートされる豊かな未来の街づくりへ寄与してまいります。https://www.mellow.jp/
会社概要
会社名 株式会社Mellow(Mellow Inc.)
事業内容 モビリティを活用した空地活用事業・店舗型モビリティの開業支援およびコンサルティング事業
資本金(準備金を含む):9億406万円
代表者 石澤正芳 森口拓也
従業員数 35名(役員含む)
設立 2016年2月18日